2019年12月14日土曜日

数的センスのありなし。

占いをしてもらったり、勉強したりする上において。
「あった方がいいだろうなぁ..」と思うのが『数的センス』ですね。
『12』という数字。まぁヒジョーに『便利な数字』でして。この
『12』を意識するだけでも、全然違います。

我々が学校で算数からはじめて数学へと移行する間に。
最初は1から10.十進法で数字を理解するのですが。
ある時に。やれ時計の見方から始まって。
『12』という数字を覚え、「12で一回りする」ってことを覚える わけです。
12という数字は。1と12で割れる他に。
「2でも3でも4でも6でも割り切れる。」
ここが 大事で便利 、なんですよ。

1日が午前と午後、それぞれ12時間区切りであるように。
日常の中に『12で一回り』はたくさん潜んでいる 訳です。
1年は12ヶ月、ですし。干支も十二支です。
「占い」というと。一番最初に思いつくのが西洋占星術で。星座も12、ですよね。
私は四柱推命を勉強する前から 暦が大好物 でしたから。
http://blumenblatt.blog-sim.com/Entry/21/ (拙著:『自分の生い立ちと、命式作成ソフト』)

「12星座の〇〇座と〇〇座の境目はどこなのか?いつなのか?」
御存知ですか? 気にする割には、結構あやふやですよね。
そして。四柱推命の勉強をすると『節入り日』 なるものを習うわけです。
『節入り日』とは、四柱推命含む東洋発祥の占いにおける「月の変わり目」のことです。

占い師の方は、節入り日が 何由来か? 分かって当然ですよね?
そうです。暦の上には『二十四節気』というのがある んです。
夏至、冬至、春分、秋分。 立春、立夏、立秋、立冬。その他いろいろ。
必ず1ヶ月に2つの節気がありまして。
夏至、冬至、春分、秋分 等の「21~24日チーム」が十二星座の境目の日、
立春、立夏、立秋、立冬 等の「5~8日チーム」が、四柱推命等の節入り日、
なんです。
夏至、冬至。立春、立夏、立秋、立冬は、祝日ではないのでわかりづらいですが、
春分と秋分は祝日なのでわかりますよね?
「その年々で日が変わる」ってことを。
春分はだいたい3月21日なんだけど、たまに3月20日の年がある。
秋分はだいたい9月23日なんだけど、たまに9月24日の年がある。ね?
これと同様、二十四節気の日付も「その年々で日が変わる」 んです。
これが「暦のセンス」というか「数的センス」であって。
「これあるかないかで、勉強するにも、理解度は格段に違うよね?」 と。

で。『二十四節気』という、その24という数字は。
「24時間」の24であり。12の2倍の数 ですよね?
四柱推命で使います『六十干支』の60、というのは。
10と12の最小公倍数 ですよね? 
十干と十二支を同時に観てるから『六十干支』になる わけなんです。はい。

さて応用編ですよ。
時計を習います。習う時計は、デジタルではなく「アナログのまーるい時計」ですよね?
なんで丸い時計で習うのか?
そうです。時計から円の概念を学び。円は360度であることを学ぶ わけです。
360度。12の30倍の数字。つまり「360度を12で割ると30度」ですよね?
そう。時計の文字盤は30度の単位で、1時から12時(0時)の時間が振られてる。
当然ですよね?
では、ちょっと皆さんのお手元に、紙と筆記用具用意しまして円を描きましょう。
で。西洋占星術で、仮に0時を牡羊座、1時に牡牛座・・・と割り振っていきましょう。
ちょっと星座かじってると、よく言いませんか?
「牡羊座と、獅子座と、射手座は、仲がいい。」
「牡羊座と、蟹座と、天秤座と、山羊座は、仲が悪い。」みたいな。
これは、西洋占星術で言うところの
「トライアングル(120度)」「スクエア(90度)」
の関係なのですな。トライアングルは仲良く。スクエアは仲悪い。
幼稚園に通う前から暦読みだった私の「ちょっとした雑学」でした。
誰かの参考になれば幸いですね。

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