2020年3月29日日曜日

将を射んと欲すれば、先ず馬を射よ。

今またゾンビのように世間を騒がせている森友問題だが。
私は偶然にも、事件になる前から知っていた。
今でもその記事が閲覧できる。産経WESTの記事である。

2015.1.8 11:00更新 【関西の議論】

安倍首相夫人・アッキーも感涙…園児に教育勅語教える“愛国”幼稚園 
「卒園後、子供たちが潰される」と小学校も運営へ
https://www.sankei.com/west/news/150108/wst1501080001-n1.html

まぁ内容は「世間の皆が知っているような内容」である。
説明はもはや不要であろう。(分からない人はこちら参照。)
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/fv20180523/

「へぇ。ここまで媚びへつらう幼稚園が存在するのかぁ。おっかねぇなぁ。。」
当時もそう思ったものだ。
それと昭恵ちゃんの、記事から垣間見える「はしゃぎっぷり」も異常に感じた。

>あどけない幼児が大きく口をあけ、難しい言葉を朗唱する姿を初めて見た人は一様に驚き、
感動する。安倍首相の昭恵夫人もそのひとりだ。
>昭恵夫人は昨年4月、同園の視察と教職員研修のため訪れたとき、鼓笛隊の規律正しい
ふるまいに感動の声を上げた。さらに、籠池園長から「安倍首相ってどんな人ですか?」と
問いかけられた園児らが「日本を守ってくれる人」と答える姿を見て、涙を浮かべ、言葉を
詰まらせながらこう話したという。
 「ありがとう。(安倍首相に)ちゃんと伝えます」
それから間もなくのことであった。この話がにわかにキナ臭くなってきたのは。。。

そう。問題はこれであった。
>籠池園長は現在、大阪府豊中市に私立小学校「瑞穂の國記念小學院」の建設を進めている。
>開校は平成28年4月を予定。目指すのは「礼節を尊び、愛国心と誇りを育てる」教育だ。


「瑞穂の國記念小學院」 これが当初からの正式名称の予定であるならば。
「瑞穂の國記念小學院」 これでいいはずだ。
わざわざ二段書きにする必要は何もない のだな。
・・・にも関わらず二段書きになっている、ということは。。。ゴクリ..

問題は誰かを記念するつもりやったんか?(笑)」
「瑞穂の國」の文字の下に、誰かの名前でも入れる予定あったんかいな?ということである。

ま。危うく開校の運びになるところであったのだが。
間一髪で難を逃れることはできた。
ただし。無理がたたり、相応の被害が出てしまった。
というのが、この事件の顛末である。


そもそも昭恵夫人は安倍首相の強力なサポーターとして世に出てきた
はずである。それが、いつの間にやらおかしなことばかりが夫人近辺に起こるようになる。

昭恵氏の“お友達”の中から5人の逮捕者
>(前略)ところが、昭恵氏は自身が権力を持っていることにどこまでも無自覚だ。
「その隙を狙って、彼女に近づこうとする人物は後を絶ちません。
昭恵氏も人脈を広げていくのが大好き。結果、“お友達”の中から
1年間で5人の逮捕者を出しました」(同前)

>籠池氏と妻・諄子氏は昨年7月に大阪地検特捜部に逮捕され、今なお大阪拘置所に勾留中。
“大麻人脈”からも2人の逮捕者が出た。「昭恵氏は熱心な“大麻解禁”論者。
『日本を取り戻すことは、大麻を取り戻すこと』
と公言しています」(昭恵氏の知人)

>16年10月に大麻所持容疑で逮捕されたのが、元女優の高樹沙耶だ。当時、昭恵氏は
小誌に「高樹さんのやっていたことは素晴らしい。これからも大麻を広げたい」と答えている。
「同じ10月には、鳥取県智頭町の大麻加工販売会社社長が大麻所持容疑で逮捕されました。
産業用大麻の栽培許可を得ていた社長は、自宅で乾燥大麻を所持していたのです。昭恵氏は
15年7月、社長の大麻畑を視察し、彼が取り組んでいた“大麻で町おこし”への支援を表明して
いました」(県警関係者)

>さらに17年6月、児童買春の疑いで男性ボーカルグループのメンバー・Kが逮捕されているが、
「昭恵氏は震災のチャリティーコンサートでKのことを知り、そのイケメンぶりとバリトンの美声に
ハマったそうです。昭恵氏はコンサートにも熱心に足を運び、フェイスブックに14年1月のイベントで
Kと登壇する写真をアップしていました」(前出・知人)

>昭恵氏に付きまとう“怪しい人脈”。
だが、周囲の懸念をよそに、当の本人は繰り返しこう語ってきた。

>「私には首相夫人という立場がある。
何かやろうとする時は利用していいよ
、と伝えています」
>その昭恵氏の立場を利用しようとしたのが籠池氏であり、昭恵氏もそれに無邪気に応えてきたのだ。
>「昭恵氏が関与していたという事実は、首相の『私と妻は関係がない』という答弁と矛盾してしまう。
そこで行われたのが、決裁文書の改ざんでした。
太田充理財局長も国会で『(首相の)答弁は気にしていた』と認めている。
しかし、改ざんを強要された現場の職員には大きな負担がかかっていました。
その最大の犠牲者こそ、自殺したAさんです」(近畿財務局関係者)
>Aさんの父親は「仲の良い夫婦だっただけに、(妻の)B子さんが一番辛いだろう」と胸中を明かす。
>手書きの遺書を残して亡くなったAさん。そこには家族への思いが綴られていたという。
しかし、Aさんが残したメッセージはそれだけではなかった。
「ワードファイルで記されたメモのようなものがA4用紙5、6枚残されていました」(官邸関係者)
(以下略)

“花見疑惑”の安倍昭恵夫人 森友"財務省職員自殺”が報じられた夜、銀座でしていたこと
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e2%80%9c%e8%8a%b1%e8%a6%8b%e7%96%91%e6%83%91%e2%80%9d%e3%81%ae%e5%ae%89%e5%80%8d%e6%98%ad%e6%81%b5%e5%a4%ab%e4%ba%ba-%e6%a3%ae%e5%8f%8b%e8%b2%a1%e5%8b%99%e7%9c%81%e8%81%b7%e5%93%a1%e8%87%aa%e6%ae%ba%e2%80%9d%e3%81%8c%e5%a0%b1%e3%81%98%e3%82%89%e3%82%8c%e3%81%9f%e5%a4%9c%e3%80%81%e9%8a%80%e5%ba%a7%e3%81%a7%e3%81%97%e3%81%a6%e3%81%84%e3%81%9f%e3%81%93%e3%81%a8/ar-BB11MNsk?ocid=ientp

・・・あーおっかないこの国。
「シンゾーちゃんがだらしない」 と言ってしまえば、そこまでではある。

>(前略)森友・加計問題で政権が危機に瀕しても、昭恵夫人に関することは、首相側近といえども
立ち入ることはできなかった。「昭恵夫人に関する疑惑は、側近が直接事情を聞くのではなく、
首相を通じて聞く形がほとんど」(同前)

>だが、ある案件について、昭恵夫人に確認を求めたが、返事はない。首相の答えはこうだった。
「昭恵には怖くて聞けないんだよ」

>前出の首相周辺が明かす。
「森友問題の核心はここなのです。実は首相が最も恐れているのは、昭恵氏が思った以上に
籠池夫妻に深入りしていること。国会で『私や妻が関係していたということになれば、首相も
国会議員も辞める』と言い切ってしまった手前、パンドラの箱は開けたくないというのが
率直な心情でしょう」

>同じ頃、昭恵氏も行きつけのバーの常連客から「首相夫人という立場では本当は言えないことが
あるのでは」と問われていた。昭恵氏はこう答えたという。「うん、ある」

>交渉に関与しながら、その経緯を明らかに出来ずにいる昭恵氏。なぜ首相は自らの妻に
ストップをかけることができなかったのか。
「首相には浮いた噂はほとんどありません。若い頃から銀座のクラブに行っても、女の子に
ベタベタすることはなかった。ある意味“昭恵夫人一筋”なのです」

>そう語るのは、自民党幹部だ。
「首相は07年、政権を投げ出し、バッシングに晒されました。持病の潰瘍性大腸炎も悪化し、
オムツも欠かせない生活を送る中、下の世話に至るまで、献身的に夫を支え続けていたのが
昭恵氏です。一方で、今まで通りの明るさは変わらなかった。首相も『あの無邪気さに救われた』
と振り返っていました」(同前)

>特効薬が見つかり、政治活動を本格的に再開するようになった頃、昭恵氏はこう言い出すようになった。
「今まで安倍晋三の妻として生きてきたけど、もう少し違う生き方もある。やりたいことをやりたい
(以下略)
なるほど。『将を射んと欲すれば、先ず馬を射よ』 である。
こうして、今日も甘い汁を求めて『甘汁モンスター』 たちが夫人の元に群がってくる。
夫人ももちろん悪い気はしない。チヤホヤされて至極ごきげんである。
森友問題もコロナウイルスも彼女には一切関係はなく
自粛をする考えすらもなく、まるでクラスター感染でも引き起こそうと
する
かのように「私的:桜を見る会」を開催している。


しかし。これらは何一つも国益のためにならない

これを解決するためには、この「勘違いお嬢様」から特権をはく奪する他ない

もちろん、全責任を夫人になすりつける(それだと今まで通りトカゲの尻尾きりですよね?)
のではなく。『自民党憲法改正草案第24条第1項(新設)』にある通り
家族は社会の自然かつ基礎的な単位として尊重される。
家族は、互いに助け合わなければならない。

https://www.chuolaw.com/letter/letter77/letter77-004/?fbclid=IwAR1a7vRkWOdBFoYRnXshYOatRWW4wEXEi2JUTAv_ObhjKQZ8Psq3yhGdPwg
と、ケンポーカイセーしたい人がこう改正新設する予定なのだから、
安易に離婚などせず家族で特権をはく奪されるべきと考えますが。

もう一度繰り返しになりますが。昭恵夫人は
私には首相夫人という立場がある。
何かやろうとする時は利用していいよ♪

と言っている。そして夫である安倍首相は
「昭恵には怖くて聞けない」
そうである。そういうことなのである。
話せばなんとかなりそうな、妻一人の暴走を止められない人間が、
話も聞いてくれない、交渉にも応じてくれない、暴走する病理
『コロナウイルス』を食い止められるだろうか?


記事は最後に、こう締めくくられている。
安倍首相に重くのしかかるのは、
「私や妻が関係していれば、首相も議員も辞める」という
自らの答弁だ。その言葉はもう書き換えられない。
死んだ人は生き返らない。
覆水は、もはや盆には返らないのである。

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