2020年4月14日火曜日

抱き合わせ商法

なんぞまた物議を醸しだしてる案件が。。。
どこぞのスポーツ紙のように
『貴族か?!』とか『ルイ16世かマリー・アントワネットか?』
みたいなことはあえて書かない。(確かに私もそう思いはしたが(笑))
私なりの捉え方で書いていきたいと思う。

スポーツ報知の記事。
報知というんだから(政権に比較的寛容な)読売系列のスポーツ紙である。

 安倍晋三首相の公式インスタグラムが12日に更新され、歌手で俳優の星野源(39)が公開した
「うちで踊ろう」とコラボした動画を公開した。
 室内の安倍首相はソファでくつろぎリラックス。星野の動画に合わせ犬を抱いたり、お茶を楽しむ
様子をアップした。
 この投稿を受け、ネット上では星野への“風評被害”を危惧する声が続出 した。
「文字通りの政治利用されてしまった星野源が気の毒で仕方ない…」
「大泉洋に続いて星野源まで安倍晋三のせいで人気を落としそう」
「星野源、もらい事故だわ」「お願いやから星野源を汚さんといて」
「星野源×安倍晋三首相、安倍晋三首相しか得しない動画だな…」
「いい迷惑」など、星野を心配するコメントが多数、見られた。
http://www.msn.com/ja-jp/entertainment/celebrity/%e6%98%9f%e9%87%8e%e6%ba%90%e3%81%b8%e3%81%ae%e2%80%9c%e9%a2%a8%e8%a9%95%e8%a2%ab%e5%ae%b3%e2%80%9d%e3%82%92%e5%bf%83%e9%85%8d%e3%81%99%e3%82%8b%e5%a3%b0%e7%b6%9a%e5%87%ba-%e5%ae%89%e5%80%8d%e9%a6%96%e7%9b%b8%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%a9%e3%83%9c%e5%8b%95%e7%94%bb%e5%85%ac%e9%96%8b%e3%81%ab%e3%80%8c%e3%82%82%e3%82%89%e3%81%84%e4%ba%8b%e6%95%85%e3%80%8d%e3%80%8c%e6%b0%97%e3%81%ae%e6%af%92%e3%81%a7%e4%bb%95%e6%96%b9%e3%81%aa%e3%81%84%e3%80%8d%e3%80%8c%e3%81%84%e3%81%84%e8%bf%b7%e6%83%91%e3%80%8d/ar-BB12vpBP?ocid=ientp&fbclid=IwAR1qox_i0eR954jGe8sCanrEkyorspbc8aDKmtz6gc6I6HGOWcD9ZryHsHA
(※筆者注:ブログ編集の都合上、コメントの順番を一部入れ替えました。)

これについては星野サイドもすぐさま反応。
>安倍首相のコラボはネット上で賛否両論を呼び、星野は同日深夜にインスタグラムのストーリーズ
を更新し「ひとつだけ。安倍晋三さんが上げられた“うちで踊ろう”の動画ですが、これまで様々な
動画をアップして下さっている沢山の皆さんと同じ様に、
僕自身にも所属事務所にも事前連絡や確認は、事後も含めて一切ありません 」と報告していた。
http://www.msn.com/ja-jp/entertainment/celebrity/%ef%bd%8b%e3%83%80%e3%83%96%e3%82%b7%e3%83%a3%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%80%81%e6%98%9f%e9%87%8e%e6%ba%90%e3%81%ab%e3%80%8c%e6%ad%8c%e3%81%a7%e6%94%bf%e6%a8%a9%e6%89%b9%e5%88%a4%e3%81%97%e3%81%aa%e3%81%84%e3%81%8b%e3%82%89%e3%80%81%e3%81%93%e3%81%86%e3%81%84%e3%81%86%e5%88%a9%e7%94%a8%e3%81%ae%e3%81%95%e3%82%8c%e6%96%b9%e3%81%99%e3%82%8b%e3%82%93%e3%81%a0%e3%82%88%e3%80%8d/ar-BB12ym6j?ocid=ientp&fbclid=IwAR1rSRMMm7ShdFCqiJBhNVHt42PQ859uxJily0D6h6uAsDtO-PXlmqx1bzs
アーテイストとしては至極当然である。特定の政治色はつけたくはない
ちなみに上記記事はサンスポ。正式名称サンケイスポーツ。言うまでもなく
『政権御用達広報紙』産経新聞 のスポーツ紙である。朝日、毎日とは発言の重みが違う。
改めて冒頭から引用する。

Kダブシャイン、星野源に
「歌で政権批判しないから、こういう利用のされ方するんだよ」

 ラッパー、Kダブシャイン(51)が12日、自身のツイッターを更新。歌手で俳優、星野源(39)に
「ちゃんと歌で政権批判しないから、こういう利用のされ方するんだよ」と指摘した。

 星野は3日に「家でじっとしていたらこんな曲ができました」と新曲を歌う動画をインスタグラムと
ツイッターで公開。「誰か、この動画に楽器の伴奏やコーラスやダンスを重ねてくれないかな?」と
呼びかけていた。星野の呼びかけに多くの芸能人やミュージシャンも賛同し、豪華コラボが実現
するなど、SNS上で大きなムーブメントを巻き起こしていた。

 12日、安倍晋三首相(65)も「うちで踊ろう」とコラボ。室内のソファでくつろぎ、愛犬を抱き、
お茶を楽しむ姿の映像をアップし、「友達と会えない。飲み会もできない。ただ、皆さんのこうした
行動によって、多くの命が確実に救われています」などと外出自粛へさらなる協力を呼びかけた。
(以下略)

星野源さんは「家でじっとしていたらこんな曲ができました」と言ってる。
この行動は当然「外出の自粛要請」があっての行動。篭りたくてじっとしていたわけではない。そして
「誰か、この動画に楽器の伴奏やコーラスやダンスを重ねてくれないかな?
と呼びかけていた。コラボの要請です。
私なりに意訳をすると。「こういう、人と会うのもなかなか憚られるご時世だから、
せめてネットで楽しめることをみんなでやろう!」という意思表示と思われる。
そして。この呼びかけに多くの芸能人やミュージシャンも賛同し、豪華コラボが実現する。
SNS上で大きなムーブメントを巻き起こす。そういう場所、集まりであった。

その人だかりに目をつけ、土足でズカズカと断りもなく街宣車に乗り込み、政治屋がやってきた
「友達と会えない飲み会もできない。ただ、皆さんのこうした行動によって、多くの命が確実に救われています」
自分だったら、シラける「何この空気読めてない人???」 と思う。

この集まり、ムーブメントは別に政治活動の応援のために動員された人たち、ではない
「社会情勢がこうだから、できることで盛り上がろう!」というのがまず始め、根底にあり。
それで巻き起こったムーブメントであり。どこぞの小役人よろしく、源さんが、
政権に忖度して作った『外出自粛メッセージソング』ではない
そりゃ『政治屋』にとっては票が命、政権の支持率が命だろうが、だからと言ってなんでもやっていい、
この輪の中で『街頭演説』よろしく、自分の意見を発信していい、というわけではない
事実、伴奏もコーラスもダンスもしているわけではない
(※それがあったらば、まだ許された行為であったかもしれない。)
源さんに事前に断りを入れ、快諾し。「首相がコラボに参加してくれましたー!」と
源さんが言って、はじめてやっていい行為、なのではなかろうか?

このムーブメントは政府、内閣、首相や政治団体主催ではない
桜がなんちゃら会」よろしくそれらの主催によるイベント、なら理解もできる。
しかしこれは、そもそも集まろうにも外で集まれないから、ネットで集まってやっていること。
仕方なくネットでやったことなのだ。で、そのネットでしか集まる手段のなくなった
人達の前に、わざわざノコノコと出しゃばって政策アピール
する。
これでは会場ジャック、イベントジャックと一緒
飛行機やバス、船などでやったら銃殺モノ ある。
そういう無思慮、無神経さに呆れる のみならず。何と言っても一番問題なのが
アーティストに対するリスペクト」が全く感じられない
行動、と私は思う。この人は
源さんが、どんな思いでこの行動を起こしたのか?全く理解ができていない
ただそこに人だかりがあったから。票になりそう、支持率アップに繋がりそう。
だからここは人気者にあやかろう、乗っかろう。その汚い意地 しか見えてこない。

それどころではない。
ちなみにコレは首相がメッセージを発信している訳だから政府広報として利用した という
解釈ができよう。事実「首相が協力を求めた」とある。流用して協力を求めたのは間違いない事実である。さて通常『政府広報』を作る際には、出演者に相応のギャランティーが発生するものと思われる
が、首相はこの「格好の(と自分が思った)宣伝素材」ギャランティーすら払わない、つまりは
「借りたままパクった(借りパクした)」、という認識でいいのだろうか?
何しろ本人は上記掲載の通り本人のインスタ上で僕自身にも所属事務所にも
事前連絡や確認は、
事後も含めて一切ありません
と書いてある。
国政の最高責任者が、「コラボしよう」とあるのを
(得意の)ご都合的意図的解釈をし、他人の楽曲動画
を政府広報的に無断借用(借りパク)した
ということでは
なかろうか?アーティストにとって楽曲は財産。それを無断で借りパクする行為
道義的、倫理的にいかがなもの なのだろうか?財産の強制収用 だろうか?
首相であれば、首相だから許される、ではなく『首相だからこそ猶更に』襟を正し、
きっちり本人に「お願いします」と断りを入れるべき
だったのではなかろうか?
であったらば本人のインスタ上にもあのような画面は載らなかったと考える。

いずれにせよ。どの観点から切り取っても、全ての面においてこの一件は実に
他人に対して、実に浅慮軽薄で無礼千万 であった。
なおこの一件、いいね!が35万とかあったらしいそうだが。
しかし同時に、全ての源さんファンを確実に敵に回した、そういう行為だ。
なるほど、内閣を支持しない理由が「政策に期待が持てないから」を遥かに超えて、堂々の
第一位で「人柄が信用できないから」
なのも大いに納得できる。
(※まあ、その面の皮の厚さだけが専売特許だと開き直るならそれでも良いとは思う。)

筆者が厨房時代に『ドラゴンクエストⅢ』という、ファミコンの人気ソフトが発売された。
実に多くの人の列ができた。私はⅢの前のドラクエⅠを発売日に買っている。
その頃はまだそんな人気はなかった。Ⅰが評判を呼び、Ⅱも爆発的に売れ、満を持してⅢの発売。
その時、あまりの人気で品数が足りず。それに目をつけた販売小売が売れ残り在庫のゲームと
抱き合わせで売る、という『抱き合わせ商法』 というあくどい商法があり、それは社会問題
にもなった。今回の一件はなぜかそれを思い出した。星野源という人気ソフトに
あやかった、抱き合わせたアベシンゾーという名のクソゲー。

私の感じたモノを、一言で言うとそうである。

閑話休題。
Kダフシャインという人はラッパーで「キングギドラ」のメンバーである。
ラッパーというのは「唄にディスり」を込める人も多い。「キングギドラ」はその傾向が非常に強い。
「音楽の商業主義への批判」が主であるが、政治的メッセージも込めたりする
ラップでなくとも、昔からのロックはそうだった。
忌野清志郎、佐野元春、ブルーハーツなどがそうだった。
キヨシローさんが『ザ・タイガース』をもじって作った伝説のバンド『ザ・タイマーズ』は
今でも必聴に値する。これが30年前のロックである。

この曲が作られた時の総理大臣は、女性スキャンダルで70日足らずで辞任した、
ウノソースケとかいう人で、その人を唄ったモノである。だが。
なんかこれを今聴いても全く違和感を覚えないのはなぜだろうか?
政治の世界はどうやら30年間、全く進歩をしていないようである。
(それどころか、劣化している感さえあるが(笑))
緊急事態宣言はどうやら夫人のみならず、首相本人にも必要
そうである。


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