2020年5月28日木曜日

法三章と、秦の商鞅

トロ上せんせーシリーズ第3弾。
https://torotorothunderzo.blogspot.com/2020/05/blog-post_19.html
トロ上せんせーに聞こう!『よい子のせいじ相談室!』
さて。今日の質問は。。。
https://twitter.com/kougetsu_jp
「SNSの匿名アカウントによる誹謗中傷を撲滅するために
 プロバイダ責任制限法の改正と刑事罰化を求めます!」

うーん。これもわからないのかなぁ。。。困ったもんですねぇ。。。

違 憲 立 法 審 査 権』って知ってます?
これ、チューガコーで習います。私は教えましたよ?(笑)

ある法律を作るとします。
その際、上位法である『日本国憲法』に違反してないかを審査します。
で。憲法に決まり事があるのに、それと整合性の取れない法律は、作れないんです。

したらば。誹謗中傷の撲滅のためのプロバイダ責任制限法の改正は、できない。
なぜなら。憲法に抵触するからです。
ある馬鹿大臣も『放送法の改正』とか言ってましたが、これも違憲立法になります。
憲法第何条に抵触するかは、各自お調べを。基本的人権の尊重に触れますよ。

基本的に。法というのは、シンプルであればあるほどいいんです。
『法三章』と申しましてね。

法律がきわめて簡略なことのたとえ。「法三章のみ」ともいい、法律をくだくだしく制定せずに、
たったの三か条にするとの意。中国、漢の高祖が秦(しん)の軍を破って関中を平定した際、
住民を集めて、秦の苛烈(かれつ)な法を改め、殺人は死罪、傷害と盗みはその罪の軽重に
応じて処罰する三か条だけにすると約束し、人々が大喜びした、と伝える『史記』「高祖」の
故事による。https://kotobank.jp/word/%E6%B3%95%E4%B8%89%E7%AB%A0-627576

逆に。あんまり法律をがんじがらめにするとこうなるんです。
中国の戦国時代、秦の国に商鞅(しょうおう)という人がいました。
『キングダム』の1世紀くらい前の話ですかね?まぁこの人、何かといえば
法律法律とうるさい。国民を法でがんじがらめにした。
自分こそが法律だー!!と言わんばかりに。

結果どうなったと思います?

自分の作った法律で、死んでます(爆笑)
あんまり法を厳しくして反感を買い、逃げようとしたら。

商鞅さまの厳命により、旅券を持たないお方はお泊め
してはいけない法律という事になっております

だって(爆笑)これで捕まって、刑死です。

https://kotobank.jp/word/%E5%95%86%E9%9E%85-78852

まぁ、何が言いたいかというと。
誹謗中傷を撲滅するためにプロバイダ責任制限法の改正と刑事罰化を!
とか言う人がいたら。これがもしも改正されて厳罰化したら
一番最初にしょっぴかれるのは、多分。。。

ヘイトスピーチをしてる、ネトウヨ(アベカルト教信者)
だと思うんですけど、はい。。。
まぁ、ご自身で、ご自身の首を締める、というのも
なかなかシャレがきいてておもしろいものですよ(爆笑)



こういうのはね。まともにとりあわず。
最後はね。 脱 法 しちゃえばいいんですよ。
行政文書を慌ててシュレッダーにかけるとか。
文書で行うべき決裁を、『口頭決裁』にするとか。
これで安心。一件落着!
現内閣のお得意の政治手法で解決しましょう!(失笑)


まぁ、これでも観て和んで(笑)
とりあえず今日はこの辺で。
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